デンマーク式、ランプの正しい使い方 #1
デンマークの自然光「低い太陽」
光が斜めからやってくるデンマーク。
ランプの使い方の前に、それに影響を与えたデンマークの自然光について説明します。北緯55度に位置するコペンハーゲンは、北緯35度の東京に比べ、太陽高度が常に20度低くなります。東京で太陽が80度近くまで昇る夏、コペンハーゲンでは57度。冬のコペンハーゲンでは11度にしか達しません。つまりデンマークでは、お日さまの光は頭の上からではなく、斜めからやってくるのです。
家の中にも、斜めの光が奥深く差し込みます。壁や天井が光を柔らかく反射するようマット状に塗装されるのは、PHランプのガラスシェードの内側をマット仕上げにするのと同じ理由です。そして、光の入り口となる窓枠や窓台は、必ず白く塗られます。
デンマークの住宅で天井照明やダウンライトなど、頭上からの強い光が敬遠され、ペンダントやテーブルランプが低く置かれるのも、低い太陽光の影響、と言う人もいます。
